高速WordPressホスティング2026:ベンチマークで比較した7社の速度

WordPressを含むWebサイトの速度は、訪問者の離脱とSEOにとって非常に重要な要素の一つです。高速なWordPressホスティングと遅いホスティングでは、同じ負荷テストで応答が12msと1,068msと、90倍近い差が出ます。ホスティングの速度はサーバー構成とキャッシュ、データセンターの場所によって変わり、HostingStepとReview Signalのベンチマーク数値で7社のTTFB・稼働率・負荷応答を比較しました。
各社が使うキャッシュとCDN、データセンターは、各社の公式資料で確認してまとめました。
1️⃣ 高速WordPressホスティング7社の比較
| ホスティング | 測定プラン | 米国TTFB | グローバルTTFB | 稼働率 | 負荷応答 | Review Signal |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1. Cloudways | Standard $11 | 449ms | 386ms | 99.9977% | 282ms | 不参加 |
| 2. Kinsta | Starter $35 | 459ms | 477ms | 99.9714% | 40ms | 不参加 |
| 3. ScalaHosting | Entry Cloud VPS | 473ms | 501ms | 99.99% | 48ms | 受賞なし |
| 4. Pressable | Starter $25 | 341ms | 74ms | 100% | 12ms | Top Tier |
| 5. Hostinger | Premium $2.99 | 483ms | 404ms | 99.9937% | 245ms | 不参加 |
| 6. WPX | Business $24.99 | 411ms | 240ms | 99.9969% | 45ms | Top Tier |
| 7. ChemiCloud | Starter $2.95 | 528ms | 460ms | 99.7559% | 1,068ms | 不参加 |
表の数値は HostingStepが各社の表示プランで測定した値で、順位は uknewホスティング比較の5項目スコア順です。Review Signal列は Review Signal 2026年ベンチマークの判定です。ScalaHostingは共有ホスティングではなく管理型VPS(Entry Cloud)を91日間測定した HostingStepレビュー の値で、CloudwaysはDigitalOcean・Vultr・Linodeの5プランを243日間比較した 測定でもTTFBが419〜447msと差が小さく出ました。1位から4位までは測定項目ごとに先行する会社が異なり、測定時期によって順位が入れ替わることがあります。

2️⃣ ホスティング速度を決める3つの要素
管理型WordPressホスティングは共有ホスティングより応答が速く、障害が少なくなります。HostingStepの測定では、管理型8社の平均TTFBは450msで共有ホスティング9社(516ms)より66ms速く、年間の障害回数は5.9回と35回で6倍の差がありました。
キャッシュとデータセンターの場所は、サーバーから遠い訪問者の速度を左右します。エッジキャッシュを提供する8社のグローバル平均TTFBは154msで、静的ファイルCDNのみの会社(532ms)やCDNのない会社(478ms)より3倍速くなりました。エッジキャッシュのないホスティングを使う場合は、訪問者に近いデータセンターを選ぶことになります。
3️⃣ 各社の速度構成
1. Cloudways
Cloudwaysは、DigitalOcean・Vultr・AWS・Google Cloudなどのクラウドサーバーを選んで使う管理型ホスティングで、VarnishとRedisのキャッシュ、Breezeキャッシュプラグインを標準で提供します。同じ1GBサーバーで専用vCPUとNVMeを使うPremiumは、StandardよりDB書き込みが350msから180msに速くなった 測定があり、Premiumサーバーを選ぶ方がおすすめです。2026年6月にはCloudflare Enterpriseアドオンに30日間の無料トライアルが追加されました。
2. Kinsta
Kinstaは、サーバー段階のページキャッシュとCloudflare Enterpriseとの連携で、300か所を超えるエッジ拠点からコンテンツを配信します。新しいインフラはGoogle CloudからOracle Cloud(OCI)へ移行中で、新しいサイトはソウル・東京を含む30か所のデータセンターから選びます。HostingStepの負荷テストでは平均応答40ms、エラー0%を記録しました。
3. ScalaHosting
ScalaHostingは、管理型クラウドVPSに最大4.1GHzのCPUとNVMeストレージを使い、Entry CloudプランからLiteSpeedとLSCache、オブジェクトキャッシュを選べます。CDNはSPanelでCloudflareを接続して使います。HostingStepが91日間測定したEntry Cloudは負荷テスト48ms、エラー0%でしたが、グローバルTTFBは501msで米州以外では遅くなりました。
4. Pressable
Pressableは、Batcacheのページキャッシュとオブジェクトキャッシュを標準で使い、2023年から全プランでEdge Cacheを提供しています。Edge Cacheは発表当時、オリジンデータセンター4か所とエッジ24か所の計28か所からページを返し、MyPressableコントロールパネルのCacheタブでオンにします。HostingStepの測定ではグローバルTTFBが74msで、7社の中で最も速くなりました。
5. Hostinger
Hostingerは全プランでLiteSpeed WebサーバーとLSCacheを使い、CDNはBusinessプランから追加費用なしで含まれます。HostingStepが測定したPremiumプランはCDNなしでグローバルTTFB 404ms、CDN付きのBusinessプランは351msでした。
6. WPX
WPXは自社クラウドにLiteSpeed Enterpriseサーバーを置き、データセンター3か所と43か所を超える自社CDN(XDN)拠点を全プランで標準提供します。HostingStepの測定では米国TTFBが411msで7社中2番目に速く、Review Signal 2026でもTop Tierを獲得しました。
7. ChemiCloud
ChemiCloudは、LiteSpeed WebサーバーとLSCache、Redisを使い、Cloudflare CDNを無料で接続します。WordPressホスティングのデータセンター9か所から訪問者に近い場所を選べますが、HostingStepの負荷テストでは平均応答1,068ms、エラー4.2%で7社の中で最も遅くなりました。
4️⃣ 毎年入れ替わる速度ランキング
速度ランキングは毎年変わります。HostingStepの測定では、WP Engineが2020年の測定開始以来初めてTTFBで1位になり、2021年から4年連続1位だったRocket.netは2位に下がりました。KinstaがインフラをOracle Cloudに移し、Cloudwaysが2026年にCloudflare Enterpriseのトライアルを追加したように、上位のホスティングは速度以外でもサーバーとキャッシュを継続的に更新しています。
🔢 FAQ & おすすめコンテンツ
ℹ️ 提携について
当サイトのコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれています。訪問者がこのリンクを通じて商品やサービスを購入すると、当サイトは販売元から手数料を受け取ります。この過程において、購入者が支払う金額(イベント割引適用で金額が下がります↓)は上昇しません。掲載されている価格・割引・在庫情報は作成時点のものであり、実際とは異なる場合がありますので、ご購入前に販売元にて最終確認をお願いいたします。商品の選定および評価は独自の基準に基づいて行われており、手数料の支払いの有無は紹介順や評価内容に影響を与えません。