Perfmattersプラグインのレビュー & ガイド:5年間使ったWordPressパフォーマンス最適化の設定方法

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Perfmattersは、WordPressの最適化プラグインの中でも軽くて強力なパフォーマンスを出すツールです。不要なスクリプトやリソースを手軽に制御してページの読み込み速度を改善し、サーバー負荷を最小限に抑えられます。5年以上使って感じたのは、単なる速度向上を超えて、サイト全体の安定性と管理のしやすさを高めてくれるという点でした。

現在このウェブサイトは WP Rocket Cache プラグインとPerfmattersを併用しています。この記事では、Perfmattersだけを単独で適用したときの 基本設定の方法と 各項目を選んだ理由, 、そして 最適化の結果をあわせて紹介します。

Ⅰ. 最高のWordPress最適化プラグイン

WordPressキャッシュプラグインは、WordPressユーザーにとって常に欠かせないキーワードです。ほとんどのユーザーはキャッシュプラグインをインストールした後、 Google PageSpeedと Chromeデベロッパーツールで満足できるサイトのパフォーマンス向上を体験します。

しかしサイトを運営していると、訪問者の体験を改善したり機能を広げたりするためにさまざまなプラグインを追加することになります。問題は、その過程で不要なスクリプトやリソースが増え、かえって ページの読み込み速度が落ちる現象がよく起きるという点です。

実際、WP Rocketを使いながら私も同じ経験をし、私の経験と知識不足かもしれませんが、他のキャッシュプラグインがより良い代替にはならないという結論に至りました。

1️⃣ 最適化プラグインの比較

clearfy、Autoptimize、Asset CleanUpと比べて Perfmattersを選んだ理由は、最も直感的なユーザーインターフェースと各設定の詳しい説明があったからです。別途 ググることはほとんど必要ありませんでした。

Perfmatters選択
最も直感的なユーザーインターフェースで、設定ごとに詳しい説明があります。
Perfmattersと似たポジションですが、Perfmattersの方が直感的で説明も複雑ではありません。
機能が少なすぎます。
Asset CleanUp
同じ機能を提供しますが複雑すぎます。インストールして5分で削除しました。

TrustPilotで 4.9の高い評価を受けています。WordPress最適化プラグインを最初に決めるとき、Perfmattersを選んだ理由でもあります。

Perfmatters Reviews on TrustPilot

2️⃣ Perfmatters pricing & Promo Code

Perfmattersを5年以上使ってきて、Perfmatters側から正式にPromo Codeの提供を受けることになりました。
Promo Code
WPUKNEW20%割引
料金プラン
通常価格
クーポン適用
Personalサイト1つ
$29.95
$23.96
Businessサイト3つ
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$47.96
Unlimitedサイト無制限Best Value
$124.95
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1年払い基準
Perfmatters Promo Code適用(20%割引)
決済画面の[Enter a discount code]にコードを入れると20%割引が適用されます。

Ⅱ. Perfmatters基本設定ガイド

WordPressはCSSやJSファイルが全体設定になっているため、使わないページでも関連コードが読み込まれ、サイトのパフォーマンスが落ちるのが一般的です。 Perfmattersは、WordPress最適化プラグインが備えるべきコード削除、リソース制御、リクエスト最小化の機能をすべて提供します。

こうした方法は、キャッシュプラグインだけでは解決できない「リソースの無駄」を根本的に減らす方法で、結果として ページの読み込み速度の改善とサーバー負荷の減少 という2つの効果を同時に得られます。

Perfmattersの一般設定から始めて、データベースの基本的な最適化機能と資産最適化の機能を扱います。スクリプトマネージャーは管理画面からサイトに移動して設定できます。一般設定からチュートリアルを進め、スクリプトマネージャーは後で改めて説明します。

Perfmatters基本設定画面のタブ
General
JavaScript(最適化)
CSS(最適化)
Preloading
Lazy Loading
Fonts(フォント最適化)
CDN
Analytics
Code
Tools
Database(最適化)
License(ライセンス管理)
Support(サポート)
Documentation
Contact Us
Frequently Asked Questions
Perfmatters: script manager
⚙️ Perfmattersの設定画面設定シミュレーター
General › Core
1 / 2
Perfmatters settings: general core 1
Perfmatters settings: general core 2
Perfmattersはキャッシュ機能のない最適化専用のプラグインです。一般設定タブの最適化機能だけでもウェブサイトのパフォーマンスを大きく向上できます。
項目名
確認 / チェックを外す
簡単な説明
絵文字を無効にする
確認
header & footerなどに絵文字がなければチェック
投稿内の画像は問題なし⤵️
jQuery Migrate を削除する
確認
古いコードとの通信:不要なコード
WPのバージョンを非表示にする
確認
ウェブサイトのセキュリティ
RSDリンクを削除
確認
外部アプリケーションがWordPressサイトと通信
Disable XML-RPCをオンにすると、この行は画面から消えます。
短縮URLを削除
確認
古いバージョンのWordPressの方式
RSSフィードを無効にする
チェックを外す
他のサイトにRSSフィードを提供する場合 チェックを外す
提供しない場合 確認
RSSフィードのリンクを削除する
チェックを外す
Disable RSS Feedsをチェックした場合のみリンクを削除(確認)
自己ピンバックを無効にする
確認
REST API を無効にする
確認
内部データを外部プログラムでも使えるようにする 「データ通信の窓口」⤵️
他の アプリ、ウェブサイト、プラグイン など
REST API のリンクを削除する
確認
無効化とはまったく別の概念で
リンクそのものの削除
Google マップを無効にする
確認
速度低下のため無効化:
該当ページだけ有効化可能⤵️
コメントを無効にする
確認
コメントを使わない場合 確認
空白のファビコンを追加
チェックを外す
ファビコンをすでに設定している場合が多いため チェックを外す
テーマ・プラグイン開発者向けの機能
Block Style Behavior
確認
CSS効率の改善
ハートビートとリビジョンを無効にする
確認
絵文字を無効にする
WordPressの標準の絵文字機能は別のJavaScript(wp-emoji-release.min.js)ファイルを読み込んで不要なリクエストが発生し、チェックするとこのスクリプトが読み込まれません。
投稿内の普通の絵文字はブラウザが直接描くので影響はありません。ただし ヘッダーやフッターに絵文字を直接入れた場合 、一部のテーマで表示エラーが起きることがあります。
Dashicons を無効にする
ダッシュアイコンはWordPressの 公式フォントアイコンでしたが、最新のテーマとプラグインは独自のアイコンやSVGを使い、管理画面でだけ使われます。チェックして無効にします。
埋め込みを無効にする
チェックすると[wp-embed.min.js]ファイルが読み込まれません。 他のWordPressサイトの埋め込みはできなくなりますが、YouTubeの埋め込みは可能なので、WordPressサイト同士の埋め込みを使わないなら無効にします。
XML-RPCを無効にする
XML-RPC 機能は総当たり攻撃などに脆弱なため、チェックして無効にします。XML-RPCを使うJetPackのようなプラグインがある場合だけ有効のままにします。
jQuery Migrate を削除する
古いコードと新しいコードが通信できるようにするコードで、実際には必要ないのでチェックして削除します。
WPのバージョンを非表示にする
WordPressのバージョンが露出すると脆弱性を見つけやすくなるので、チェックして削除します。
RSD LinkはXML-RPCベースで接続するクライアントやモバイルアプリでだけ必要な機能なので、チェックして削除します。
パーマリンクを使っているなら短縮リンクを残す必要はないので、チェックして削除します。
区分
例
説明
短縮URL
[https://domain.com/?p=123]
投稿IDベースの基本リンク。古いバージョンのWordPressの基本形。
固定リンク
[https://domain.com/post-name/]
人が読みやすい形。現在ほとんどのサイトの標準。
RSSフィードを無効にする
RSSフィードを他のサイトに提供しない場合はチェックして無効にします。
Disable RSS Feedsをチェックした場合のみリンクを削除します。
自己ピンバックを無効にする
自分のサイトから自分のサイトへ内部リンクを張るとSelf Pingbacksが作られるので、チェックして無効にします。 ピンバックで生まれるコメントのバックリンクはSEOにあまり役立ちません。
REST API を無効にする
REST APIは アプリ、ウェブサイト、プラグイン、外部サービスがWordPress内のデータを JSON形式でやり取りする通信の窓口です。
状況
説明
✅ REST APIが有効な状態
外部アプリやプラグインが[https://domain.com/wp-json/wp/v2/posts]にアクセスすると、ブログ記事一覧のデータをJSONで受け取れる
⚙️ REST APIを使う例
モバイルアプリでWordPressの投稿一覧を読み込んだり、外部ツール(例:Rank Math、Elementor)でサイトデータを自動更新したりするときに使用
❌ REST APIを無効にすると
上のURLにアクセスするとデータが遮断され、外部のリクエストが拒否される
公開したままだと誰でも基本的なサイト情報を取得でき、Rank Mathを含む多くのプラグインはログインした管理者の環境でだけREST APIを使います。
Perfmatters-Disable REST API
したがって 非ログインユーザー(ログアウト状態)にだけ無効にするよう設定するのが最も安全で、速度よりもセキュリティに良い影響を与えます。
一人で運営するなら[Disable for Non-Admins]、他の執筆者がいるなら[Disable When Logged Out]を選びます。
REST API機能そのものをオフにするのではなく、ページヘッダーの関連リンクのメタタグだけを削除して不要なリクエストを減らします。
Google マップを無効にする
一部のテーマやプラグインは地図を使わないページでもGoogle Maps APIのスクリプトを自動で読み込みます。チェックするとこのスクリプトを遮断して外部リクエストを減らします。
Perfmatters settings: general disable google maps
Googleマップを含む記事があるなら、[Exclude Locations]に投稿IDなどを入れて、その記事では地図が無効にならないよう設定できます。
Disable Password Meter
パスワード強度メーターのスクリプトは 会員登録、パスワード変更、ユーザープロフィール編集 の画面でだけ読み込まれるようになっていますが、テーマやプラグインがログインポップアップのようなフォームをすべてのページに入れると[zxcvbn.min.js]が全体で読み込まれます。
/wp-includes/js/zxcvbn.min.js
/wp-admin/js/password-strength-meter.min.js
チェックして無効にします。実際にこのファイルを見ることはほとんどありません。
コメントを無効にする
WordPressサイトでコメントを使わないなら、コメント機能をチェックして無効にします。
空白のファビコンを追加
新しくインストールしたWordPressには[/favicon.ico]ファイルがないため、パフォーマンステストで404エラーが出ます。このオプションはそのエラーをなくすための、テーマ・プラグイン開発者向けの機能です。 すでにファビコンを追加したWordPressサイトには必要ありません。
グローバルスタイルを削除する
WordPress 5.9からコアが[global-styles-inline-css]のインラインCSSを[<head>]に自動で挿入します。FSEテーマのための 150〜200行のインラインCSSですが、Kadence・GeneratePressのようなクラシックテーマはFSEを使わなくても付き続け、HTMLサイズが増えてFCP/LCPが少し落ちます。
このオプションを有効にしてコードを削除します。
remove_action(‘wp_enqueue_scripts’, ‘wp_enqueue_global_styles’);
Block Style Behavior
2.6.8の画面では、以前の[Separate Block Styles]トグルが[Block Style Behavior]の選択ボックスに変わりました。既定値の[Separate Styles Inline (Default)]がブロックごとに分けて読み込む方式です。
WordPressはブロック(段落、画像、ギャラリー、ボタンなど)ごとに専用のCSSを持っており、既定の状態では使わないブロックのCSSまで グローバルスタイルシートとしてまとめて読み込まれます。ブロックごとに分けると、ページにあるブロックのCSSだけを読み込みます。
  • CSS使用量 最大 17%減少
  • 一部の単一ページのサイトでは LCPが約30〜50ms改善
  • TBT(合計ブロッキング時間)の減少はわずかですが、CSSの解析負荷が減る
区分
動作の仕組み
読み込み結果
❌ 従来(デフォルト状態)
すべてのブロックCSSを一度に読み込む
不要なCSSを大量に含む
Block Style Behavior
ページにあるブロックのCSSだけを読み込む
CSSファイルの数は少し増えるが、 CSSの合計サイズは減少
WordPressコア6.2から正式にサポートされており、 Kadence、Spectra、GeneratePress のようなテーマ・プラグインは問題ありません。ただし、 独自のCSS読み込みロジックを持っていたり、FSEベース(theme.json中心)の構造なら、スタイルの衝突が起きることがあります。
上の機能は[should_load_separate_core_block_assets]というWordPressコアのフィルターを使います。CSSはウェブサイトのheadではなくbodyにインラインで挿入される点に注意が必要です。そのためW3Cの検証ツールで警告が出ることがあります。
参考:Perfmattersドキュメント
種類
例
理由
❌ FSEベースのテーマ
Twenty Twenty-Four、Blockbaseなど
グローバルスタイル(theme.json)がCSSに依存
⚠️ 旧型のビルダー型テーマ
Avada、WPBakery、Jupiter Xなど
独自のCSS構造とコアCSSの間で重複読み込み
⚠️ レガシーCSSベースのブロックプラグイン
古いUltimate Blocks、Stackable(旧バージョン)など
ブロック共通CSSを全体読み込み前提にしている
ハートビートとリビジョンを無効にする
WordPressの[Heartbeat]はサーバーとウェブサイトがつながっているかを確認する信号で、ダッシュボードで15秒ごとに /wp-admin/admin-ajax.phpへPOSTリクエストを送ります。投稿とページの編集時にだけ許可し、頻度を60秒に設定してサーバーの負担を減らします。
Heartbeat
perfmatters Heartbeat機能1
投稿とページのみ許可
perfmatters Heartbeat機能2
投稿のリビジョンを既定値のままにするとデータベースにたまり続けて遅くなるため、3つまでだけ許可します。
Perfmatters settings: general limit post revisions
投稿の自動保存の間隔は既定値が1分で、ここでは10分に設定します。
perfmatters Autosave Intervalの設定
管理画面で投稿を書いている間にサーバーのCPUを多く使うと、どのキャッシュプラグインを使っていても訪問者側のページの速度が落ちることがあります。Perfmattersを使わない場合は、上の設定をwp-config.phpで直接設定できます。
General › Login URL
1 / 2
Perfmatters settings: general login url
Perfmatters settings: general login url local redirect
項目名
確認 / チェックを外す
簡単な説明
Login URLの設定
確認
ログインURLを隠す他のプラグインの代わり
ログインURLの設定
WordPressの管理ダッシュボードはyourdomain.com/wp-adminに標準設定されていて、セキュリティに弱い構造です。管理ダッシュボードを隠す別のプラグインの代わりに、Perfmattersが提供する機能を使えます。
ログインURL
Perfmatters Login URL 1
Login URLのオプション
Perfmatters Login URL 2
JavaScript › Defer
Perfmatters settings: javascript defer
↳ JavaScriptの遅延読み込み (Load JavaScript deferred)
JavaScriptのDeferは、HTML文書が先に解析されて画面が表示された後にJavaScriptが実行されるよう 読み込みを遅らせてレンダリングブロックを防ぐ機能です。 DOMContentLoaded 時点の遅延を減らしてFCPとLCPを改善します。
インラインスクリプトを含める
HTML文書の内部(<script>…</script>)に直接書かれた短いJavaScriptコードまで一緒に遅らせるオプションです。インラインスクリプトはメニューの切り替えなど初期動作に必要な場合が多いため 特別な理由がない限り無効のままにします。
jQueryをインクルードする
多くのプラグインとテーマがjQueryに依存しているため、遅延読み込みにjQueryを含めるとメニューの切り替え、スライダー、ポップアップなどサイトの一部が崩れることがあります。 無効のまま維持し、必要な場合にだけテストしてから有効にします。
繰延の対象外
遅らせると正常に動かないスクリプト(スライダー、フォームの検証、メニューなど)のファイルパスを入力すると Defer処理の対象から外れてすぐに読み込みされます。
/wp-includes/js/jquery/jquery.min.js
/wp-content/plugins/contact-form-7/includes/js/scripts.js
JavaScript › Delay
Perfmatters settings: javascript delay
↳ JavaScript実行の遅延 (Delay JavaScript execution)
ページの読み込み後、 ユーザーの操作(スクロール、クリック、タッチなど)が起きるまで JavaScriptの実行を止めるオプションで、広告・アナリティクス・外部トラッキングスクリプトのような必須でないJavaScriptを後回しにしてLCP(Largest Contentful Paint)とFCPを改善します。
[Defer]がHTML解析後の実行なら、[Delay]はユーザーの行動があるまで実行そのものを延期します。自動再生や初期ポップアップのようにすぐ動く必要がある スクリプトは例外処理します。
Perfmatters Delay - JavaScript実行の遅延
JavaScriptの実行を遅延させるを有効にする場合は、下位の3つのオプションを有効にすることをおすすめします。
Perfmatters Delay - JavaScript実行の遅延_3つのオプションの有効化を推奨
オプション
推奨状態
説明
遅延の挙動
確認
すべてのJSではなく「必須でないスクリプト」だけ遅延
推奨:[Only Delay Specified Scripts (Default)]
遅延タイムアウト
確認
ユーザーが何もしなくても一定時間後に自動実行
(広告・統計用、標準15秒)
クリック遅延を無効にする
確認
クリックに即反応(INP改善、UXの遅延防止)
FastClickを有効にする
確認
モバイルでのクリック反応の遅れを解消(iOSのタッチ遅延防止)
遅延の挙動
指定したスクリプトだけ遅らせるか、すべてのJavaScriptを遅らせるかを決めます。
Perfmatters Delay - JavaScript実行の遅延_特定ファイルまたはすべて
✅ 特定のファイルだけ実行遅延を適用
Perfmatters Delay - JavaScript実行の遅延_特定ファイルまたはすべて_入力欄
✅ すべてのファイルに実行遅延を適用
すべてのファイルの実行を遅らせると特定のプラグインやテーマに問題が起きることがあり、[Quick Exclusions]でインストールしたプラグインとテーマを選んで除外します。リストになければ[Excluded from Delay]に直接入力します。
Perfmatters Delay - JavaScript実行の遅延_すべてのファイル
遅延タイムアウト
ユーザーが何も操作(クリック、スクロールなど)をしなくても 一定時間が過ぎると 遅延したJavaScriptを自動実行します。標準で15秒に設定されています。
クリック遅延を無効にする
実行遅延の状態では、ユーザーが何かをクリックして初めてJSが読み込まれ、その後にクリックした動作(メニューを開く、ボタンの動作など)が実行されるため、クリック後の反応が少し遅れて見えることがあります。このオプションはその反応の遅れを なくす機能です。
状況
標準のDelay JSの状態
Disable Click Delayを有効にしたとき
ユーザーのクリック
JSの読み込み後にクリックイベントを実行 → 少し遅延が発生
JSを即実行 → クリックの反応が速い
FastClickを有効にする
実行遅延をオンにすると、2回クリックしないと動かない現象が起きることがあり、すべてのキャッシュ・最適化プラグインで共通して見られます。このオプションがそれを改善します。
JavaScript › Minify
Perfmatters settings: javascript minify
↳ JavaScriptの最小化 (Minify JavaScript)
Perfmatters Delay - JavaScriptの最小化(Minify JavaScript)
JavaScriptファイルの不要な文字(空白、改行、コメントなど)を取り除いて ファイルサイズを最小化する機能で、転送容量と構文解析(Parsing)時間を一緒に減らします。
すでに最小化されたファイルは名前の末尾が[.min.js]です。Google PageSpeed InsightsやLighthouseで[JavaScriptの最小化]の警告が出たら、このオプションを有効にして最小化されていないスクリプトまで圧縮します。
CSS › Unused
Perfmatters settings: css unused
CSS設定は、使用していないCSSの削除とCSSの最小化の2つの方法を提供します。
↳ 使用していないCSSの削除 (Remove Unused CSS)
ページで実際に使われていないCSSコードを探して削除する機能です。 WordPressのテーマとプラグインはほとんどのページで共通してCSSファイルを読み込むため、使われていないCSSがファイルサイズとレンダリングブロックの時間を増やし、LCPとFCPに悪影響を与えます。
有効にすると各ページで 実際に必要なCSSだけを抽出して入れ、大型テーマ(Elementor、Divi、Avadaなど)や 多数のプラグインを使うサイトで効果が大きいです。スライダーやフォームビルダーのように一部のスタイルが抜ける場合は[Excluded Stylesheets]に追加します。
使用したCSSの手法
使用中のCSSを インラインで挿入するか、別ファイルに分けて読み込むことができます。
Perfmattersプラグインのレビュー & ガイド:5年間使ったWordPressパフォーマンス最適化の設定方法
Inline(既定値):必要なCSSをHTML文書の中に直接挿入します。外部CSSのリクエストがないためFCPとLCPに有利ですが、ページごとにHTMLサイズが増えます。CSS容量が小さいブログ型サイトにおすすめです。
File:使用中のCSSを別の.cssファイルにして読み込みます。ブラウザキャッシュを活用できますが、外部リクエストが1つ増えます。大規模サイトやCSS容量の大きいビルダー型ページにおすすめです。
スタイルシートの動作
スタイルシート動作のオプションは 不要なCSSファイルをどう処理するかを決める設定です。
Perfmatters CSS Setting - スタイルシートの動作
設定
動作の仕組み
特徴
🕒遅延(デフォルト)
スタイルシートを少し遅らせて読み込みます。
標準設定でほとんどのサイトで安定して動作し、初期レンダリング(FCP・LCP)に有利です。
🚀Async
スタイルシートを 非同期 方式で読み込みます。
HTMLの解析を妨げないので速度向上の効果がありますが、CSSへの依存度が高い一部のテーマでは注意が必要です。
⚡削除
使われていないスタイルシートを完全に削除します。
性能向上の効果が最も大きいですが、一部のUI要素(メニュー、アニメーションなど)が崩れることがあるのでテストが必要です。
  • Delay = 安定性と速度のバランス
  • Async = レンダリングブロックを最小化
  • Remove = 最大の性能向上
設定
速度向上
安定性
おすすめの対象
🕒遅延(デフォルト)
⭐⭐⭐
⭐⭐⭐⭐
複数のプラグインを使う場合におすすめ
🚀Async
⭐⭐⭐⭐
⭐⭐
静的ページ、CSS依存度が低いサイト
⚡削除
⭐⭐⭐⭐⭐
⭐
カスタムテーマ、実験的な設定
除外されたスタイルシート
削除せずにそのまま残すCSSを設定します。
· 特定のプラグイン全体を除外するとき ⤵️
/wp-content/plugins/contact-form-7/
· 特定のファイルだけ除外するとき ⤵️
/wp-content/plugins/contact-form-7/includes/css/styles.css
除外されるセレクタ
CSSセレクターの除外は、そのHTML要素に適用されたCSSを削除対象から外すことを意味します。
· ブロック引用 ⤵️
.wp-block-quote
blockquote
· コードブロック ⤵️
pre
code
.wp-block-preformatted
.wp-block-code
· Astraテーマ ⤵️
/uploads/astra/astra-theme-dynamic-css
/uploads/astra-addon/astra-addon-dynamic-css
· GeneratePressプレミアムのオフキャンバスモバイルメニュー ⤵️
/wp-content/plugins/gp-premium/menu-plus/functions/css/offside.min.css
その他のオプションは Perfmatters公式ドキュメントのCSS削除で確認できます。
CDN URL
KeyCDNやBunny CDNなど一般的なCDNを入力して、CSSファイルをCDNから配信します。Cloudflareは DNSレベルで配信されるすべてのリソースを自動でキャッシュするため、この項目には追加しません。
Perfmatters CSS Setting - CDN適用
CSS › Minify
Perfmatters settings: css minify
↳ CSSファイルの最小化 (Minify CSS)
CSSファイルの空白とコメントを取り除いてファイルサイズを減らす役割です。訪問者側のページでプラグインの機能が崩れたり表示されなかったりする問題があれば、そのCSSファイルを追加します。
Perfmatters CSS Setting - CSSファイルの最小化
Preloading › Preload
Perfmatters settings: preloading preload
リソースを 先に読み込んでレンダリング速度を上げる機能で、最初の画面表示(LCP)やページ移動の速度を改善します。基本的なプリロード項目と推測読み込み、事前接続(Preconnect, DNSプリフェッチ)の3つで構成されています。
項目
サーバー負荷への影響
Core Web Vitalsへの影響(LCP / FCP / TTFB)
プリロード
🔸 わずかに増加
✅ LCP改善 / ⚠️ TTFBは変化なし
予測読み込み
🔺 中〜高
⚡ 次のページのLCP・FCP改善 / ⛔ 現在のページへの影響はわずか
Preconnect
🔹 ごくわずか
✅ FCP・LCP改善(外部リソースへの接続遅延が減少)
DNSプリフェッチ
⚪ ほぼなし
⚪ わずかなFCP改善の可能性(間接的な効果)
重要な画像のプリロード
重要な画像を先に読み込んでLCP(Largest Contentful Paint)の時間を減らします。
Perfmattersのプリロード - 画像のプリロード
Chromeはプリロード画像を 最大2つまで 高い優先度で処理するため 2〜3枚だけ指定します。指定しすぎるとサーバーに負荷がかかり、CSSより画像が先に表示されてCLS(Cumulative Layout Shift)のスコアが悪くなることがあります。
プリロード
フォントなどのリソースを先に読み込んで Largest Contentful Paint(LCP)を改善します。
Perfmatters settings: preloading preload add new
対象はGoogle PageSpeedやChromeデベロッパーツールのネットワークタブで探します。リソースを多くプリロードしすぎるとtotal blocking time(TBT)が増えることがあります。
Cloudflare Early Hints
初期のヒント(HTTP 103)は サーバーがHTMLを完全に生成する前にブラウザがリソースの読み込みを始められるようにする機能で、プリロードに似ていますが実行のタイミングがより早いです。Cloudflareを使うならチェックします。
Perfmattersのプリロード - Cloudflare Early Hints機能
フェッチ優先度
Perfmattersのプリロード - Fetch Priority機能
ブラウザが リソースを読み込む順序を指定するHTML属性で、[<img fetchpriority="”high”">]または[“low”]のように設定します。 Preloadは強制, Fetch Priorityは推奨なので、ブラウザが判断する余地があります。
Perfmattersのプリロード - Fetch Priorityの設定例
画像のクラス名は通常ハイフン(-)やアンダースコア(_)で区切られますが、Chromeデベロッパーツールでハイフンなしに見えるなら、見えるとおりに入力します。
コアフェッチを無効にする
WordPress 6.3以降、コアがいちばん上の画像に[<img fetchpriority="”high”">]属性を自動で付けますが、 常にLCP(最大のコンテンツ)を正しく認識できるわけではありません。このオプションをオンにするとコアの自動設定を止め、Perfmattersで 直接指定したfetchpriorityの値だけ適用されます。
Preloading › Speculative Loading
Perfmatters settings: preloading speculative loading
推測読み込みはAuto(Default)、Prefetch、Prerender、Disabledの4つのモードに対応し、Disabled以外の3つのモードはさらに自動(既定値)、保守的、普通、積極的の中から選びます。
Perfmattersのプリロード - 推測読み込みの4つのモード
モード
説明
特徴
自動(デフォルト)
WordPressコアが推測読み込みを自動で制御
標準のConservativeレベルで動作し安定
プリフェッチ
次のページのリソースを先にダウンロード(レンダリングはしない)
負荷が少なく速度改善の効果あり
プリレンダリング
リンク先のページをバックグラウンドで先にレンダリング
ページ遷移が最も速いがサーバー負荷が大きい
無効
推測読み込み機能を完全に無効化
関連コードをすべて削除、遅いサーバーや共有ホスティングに適する
Speculative Loading
└─ モード:Auto(Default)、Prefetch、Eagerness
├─ Eagernessの設定
│ ├─ Auto(既定値)
│ ├─ Conservative
│ ├─ Moderate
│ └─ Eager
│
└─ Disabled
Perfmattersのプリロード - 推測読み込み_モード選択後の4つの設定
Eagernessの段階
説明
特徴
Auto(既定値)
WordPressコアが適切なレベルを自動で選択
基本的にConservativeレベルで動作
保守派
クリックの意図が確かなときだけ先読み
最も安定、リソース節約に有利
中程度
マウスホバー(約200ms)時に先読み
速度と効率のバランスが良い
Eager
信号が弱くてもすぐに先読み
最も速いがリソース使用量が多い
サーバーのCPUリソースを多く使ったり、サイト全体の速度が落ちたりする点を考慮して設定します。
Perfmattersのプリロード - 推測読み込みの推奨設定
キャッシュプラグインの[リンクのプリロード](Instant Page / Prefetch)は、リンクにマウスを乗せたときにページを先に取得する機能です。推測読み込みの方がサーバー効率が良いので2つのうち1つだけを使い、推測読み込みを使うならキャッシュプラグインのリンクのプリロードは無効にします。
区分
インスタントページ(プリフェッチ)
予測読み込み
技術方式
JavaScriptで[<a>]タグのホバー時に先にfetch
ブラウザネイティブのSpeculation Rules APIベース
動作するタイミング
ユーザーがリンクにマウスを乗せたとき
ブラウザが「移動の可能性」を自動予測(ホバー、クリック、タッチなどさまざまな信号)
読み込み範囲
リンク先ページのHTMLだけを先に取得
Prefetch(リソースのみ)とPrerender(レンダリングまで)の両方が可能
適用レベル
単一fetchレベル(JavaScript中心)
ブラウザ内部でネットワーク・レンダリングレベルの最適化
WordPress
統合
外部スクリプトベース(instant.page)
WordPress 6.8コアに統合
性能効率
速いがブラウザの制御は不可
より速く安定、リソース節約
Preloading › Connection
Perfmatters settings: preloading connection
外部リソースをリクエストする前に ネットワーク接続を事前に準備する機能です。
項目
説明
Preconnect
外部リソース(フォント、CDN、分析スクリプトなど)へのネットワーク接続を事前に作成。
ブラウザがHTTPリクエストの前に早めに接続を確立し、往復の遅延時間をなくしてくれる。
DNSプリフェッチ
ユーザーがクリックする前にドメイン名を確認。DNS参照の速度をもう少し縮めたいとき。
Perfmattersのプリロード - 接続設定
Perfmattersのプリロード - Preconnect、Prefetchの使用例_uknew
Preconnect 項目すべてに適用するとサーバーリソースに負荷がかかるため、2〜3個ほどだけ設定します。
//encrypted-tbn1.gstatic.com
//encrypted-tbn2.gstatic.com
//ep1.adtrafficquality.google
//fundingchoicesmessages.google.com
//pagead2.googlesyndication.com
//tpc.googlesyndication.com
//www.googleadservices.com
//googleads.g.doubleclick.net
//www.google.co.kr
//www.googletagservices.com
//www.youtube.com
//analytics.google.com
//www.google-analytics.com
ほとんどのキャッシュプラグインに プリコネクト/プリフェッチ の機能があるため、キャッシュプラグインと併用するならこの2つの機能はオフにしておきます。
Preconnect/DNSプリフェッチ
適用
Perfmattersだけ使う場合
確認
キャッシュプラグインと併用する場合
チェックを外す
Lazy Loading › Images
Perfmatters settings: lazy loading images
Preloadが画面にすぐ見せるファイルなら、Lazy Loadはスクロール後に見せる画像です。ユーザーがページを下にスクロールして実際に画像を見る必要が出るまで読み込みを遅らせます。
Google PageSpeedが推奨する [画面外の画像の遅延読み込み] 方式を実装しているため SEOに影響しません。
画像
Preload Critical Images機能がすでに上部2枚の画像を先読みしてLazyLoadから自動で除外するため、Exclude Leading Imagesを追加で設定すると重複処理でリソースの無駄が生じることがあります。
Perfmattersプラグインのレビュー & ガイド:5年間使ったWordPressパフォーマンス最適化の設定方法
遅延読み込みは背景画像には適用されません。
iFrameと動画
iframeと動画を遅延読み込みする機能で、YouTube、Vimeo、SoundCloud、Google Mapsなどの埋め込みコンテンツと[]タグで挿入された動画に適用されます。
Perfmatters settings: lazy loading iframes and videos
YouTube動画があるなら プレビューサムネイル機能を有効にします。実際のiframeの代わりに 軽いサムネイル画像とSVGの再生アイコンを表示し、クリックしたときだけiframeを読み込んで TBT(合計ブロッキング時間)を減らしてくれます。
遅延読み込みから除外する
代表画像やロゴのようにページを開いてすぐ見えるべき画像を遅延させると 画面が空に見えたりちらついたりするし、LCPに含まれる画像なら スコアが悪化します。除外したい画像の ファイルパス(example.png) またはクラス名(class=”example”)を入力します。
Perfmattersプラグインのレビュー & ガイド:5年間使ったWordPressパフォーマンス最適化の設定方法
  • GeneratePressテーマを使用中なら、ロゴを除外するには[is-logo-image]クラスを入力すれば大丈夫です。
  • ブログ記事のアイキャッチ画像(サムネイル)を除外するには[class=”attachment-full size-full”]クラスを入力すれば大丈夫です。
ShortPixelイナ ImagifyのようにWebP画像を提供するプラグインを使っているなら、画像が[<picture>]タグで出力されます。タグ全体を入力するとサイト内のすべての画像が除外されるため、できれば 特定のクラスやパスを指定します。
picture
.is-logo-image
.featured-image
/uploads/header/
親セレクタによる除外
アイキャッチ画像やギャラリーのように画像タグに固有のクラスがないとき、上位コンテナのクラスで除外するオプションです。
Perfmatters - Lazy Loading_遅延読み込みの除外_親セレクターで全体除外
たとえば上位の選択が次のようなら、
&lt;div class=”featured-gallery”>
&lt;img src=”image1.jpg”>
&lt;/div>
下のように入力します。
featured-gallery
Threshold
画像が画面に表示される少し前に読み込まれるよう、しきい値(Threshold)を調整します。
Perfmatters - Lazy Loading_しきい値の設定
既定値は0pxで、スクロール時に画像が急に現れる感じを減らすには100pxまたは200pxに 少し増やします。 Mediavine、AdThriveなど広告スクリプトが多いサイトは最低300px以上に設定します。
DOMの監視
ページに新しい要素が追加されるとそれを検知して 新しく追加された画像やiframeなどを自動でLazyLoad処理する機能です。タブ、無限スクロール、スライダー、AJAXページネーションのような 動的コンテンツがあるサイトで必要です。
Perfmatters - DOM Monitoring
DOMContentLoadedは最初のDOMが完成する時点で、DOM Monitoringはその後の変化を検知します。
Add Image Dimensions
画像に抜けている幅と高さを追加します。
Perfmatters settings: lazy loading add image dimensions
フェードイン
画像が急に表示されるのを なめらかな切り替え効果に変えてくれる視覚的な補完機能です。
Perfmatters - Lazy Loading_Fade In
⚙️Lazy Loadingの推奨設定
Lazy Loadingで説明した推奨設定は次のとおりです。
オプション
推奨状態
説明
画像
確認
すべての画像にLazy Loadを適用
先頭の画像を除外する
⚙️ 0 (デフォルト)
PreLoadに画像の数を設定したなら0のまま
iFrameと動画
確認
YouTube・埋め込み動画の遅延読み込み
YouTubeのプレビューサムネイル
確認
サムネイルだけ先に読み込み、動画をクリックしたときに本体を読み込む
遅延読み込みから除外する
⛔ 空欄のまま
特定のファイルを除外する必要があるときに手動で指定
親セレクタによる除外
⛔ 空欄のまま
特定のコンテナを除外する必要があるときに手動で指定
Threshold
📏 300
ビューポートの近くで先読みを開始
DOMの監視
確認
動的なDOM変更時もLazy Loadを維持
Add Image Dimensions
確認
CLSを防止(width/heightを自動追加)
フェードイン
確認
なめらかなフェードイン効果(UX向上)
Lazy Loading › CSS Background Images
Perfmatters settings: lazy loading css background images
CSSの背景画像
CSSスタイルシートの背景画像を遅延読み込みできます。
Perfmatters - Lazy Loading_CSS Background Imagesを含める
背景セレクターには、背景画像を含むコンテナまたは親コンテナで見つけた特定のIDやクラスを入力します。接頭辞([.]、[#])なしで1行に1つずつ入力します。
Exclude Leadingは、最初に読み込まれる項目から一定数の背景画像コンテナを遅延読み込みから除外します。背景画像を多く使う場合はExclude Leading機能を使います。
Perfmatters - Lazy Loading_CSS Background Imagesを除外
オプション
推奨状態
説明
背景画像
確認
CSSの[background-image:]プロパティを遅延読み込みします。(例:Heroセクションの背景)
背景セレクタ
⛔ 空欄のまま
特定の背景クラス(.div-background-class)を指定する場合のみ入力
先頭の文字を除外
⚙️ 0 (デフォルト)
最初の背景画像はすぐに読み込む(メインのHeroなど)
Lazy Loading › Lazy Elements
Perfmatters settings: lazy loading lazy elements
Lazy Elements
DOM内の要素の遅延を有効にします。
Perfmattersプラグインのレビュー & ガイド:5年間使ったWordPressパフォーマンス最適化の設定方法
DOM(ドキュメント・オブジェクト・モデル)は、ブラウザがHTML文書を解析して作った 要素のツリー構造で、大きくなるほど メモリ使用量, スタイル計算時間, レイアウトの再計算(Reflow) のコストが増えます。
区分
本文(body)内のノード数
状態
正常
800個以下
🟢 正常
警告
約800個超
🟠 注意
エラー
約1,400個超
🔴 警告
ほとんどのキャッシュプラグインにはこの機能がないため、キャッシュプラグインと併用するときも有効にします。特定の要素と親コンテナを指定することもできます。
Perfmattersプラグインのレビュー & ガイド:5年間使ったWordPressパフォーマンス最適化の設定方法
オプション
推奨状態
説明
Elements
確認
HTML要素そのものをLazy Load(DOMサイズの縮小と初期レンダリング負荷の軽減)
要素セレクタ
⛔ 空欄のまま
特定のコンテナやセクションだけ要素を遅延読み込みしたい場合にのみ入力
Fonts
Perfmatters settings: fonts
Fontsタブの主な機能は、Googleフォントをローカルから読み込むか、Googleフォントを無効にするかに分かれます。
Local Google Fonts vs. Google Fontsの無効化
ローカルのGoogleフォント
Perfmatters settings: fonts local google fonts
Local Google Fontsを使うときは、他のテーマやキャッシュプラグインで使っている同じ機能を無効にします。
Google Fontsの無効化
Perfmatters settings: fonts disable google fonts
Google Fontsをローカルでホスティングすると、外部(Googleのサーバー)から読み込まず サイトのローカルに保存して直接ホスティングするため、ネットワークリクエストが減り LCP の改善に役立ちます。
Google Fontsの無効化はGoogle Fontsそのものを遮断して ブラウザの標準フォント(例:Arial、Helvetica、sans-serif)に置き換えます。ネットワークリクエストは最も少ないですが デザインの一貫性が崩れることがあります。
ディスプレイの切り替え
ウェブフォントが読み込まれる前でもブラウザが システムの標準フォントで先にテキストを表示し、ユーザーはコンテンツをすぐに読め、 LCPと体感速度が改善されます。CLSの改善効果はありません。
Local Google Fonts - Display Swap
印刷方法
Local Google Fonts - Print Method
ローカルスタイルシートの出力方式は既定がファイル(File)で、インライン(Inline)に変えるとCSSをHTML内部に直接挿入して レンダリングブロックを減らしてFCPとLCPを改善するのに役立ちます。その代わり ページ容量が少し増加します。
部分集合の制限
Perfmattersプラグインのレビュー & ガイド:5年間使ったWordPressパフォーマンス最適化の設定方法
必要な文字セットだけを読み込んでフォントファイルの容量を減らします。 選ばなかった言語の文字は表示されないことがあるため、Latin(Default)に自分の国の言語を1つ追加するのが一般的な設定です。
多言語プラグインを使うなら、すべてのGoogleフォントと ディスプレイの切り替えをキャッシュで処理するキャッシュプラグインを使う方が良い選択です。
CDN URL
Cloudflare CDNではない一般的なCDNを使う場合は、URLを入力してローカルフォントをCDNから配信できます。
Local Google Fonts - CDN URL
ローカルフォントの削除
Local Google Fontsの削除
テーマを変えたり別のフォントを選んだり、キャッシュプラグインで別のフォントを選んだりしたときに、ローカルフォントを削除します。
⤵️ Fontsの推奨設定
項目
推奨状態
説明
ローカルのGoogleフォント
確認
Google Fontsを外部(Googleのサーバー)から読み込まず、サイトのローカルに保存して直接ホスティングします。ネットワークリクエストが減り、フォント読み込みの遅れが減るため LCPの改善に役立ちます。
ディスプレイの切り替え
確認
ウェブフォントの読み込み前にシステムの標準フォントを先に表示し、 テキストのちらつき(FOUT) を減らします。LCPと体感的な読み込み速度の改善、CLSの改善効果はありません。
印刷方法
確認
既定値はFile方式で、Inlineを選ぶとCSSをHTML内部に挿入し、 レンダリングブロックの最小化 および FCP/LCPの改善に有利です。ただし、HTMLの容量が少し増えることがあります。
部分集合の制限
確認
必要な文字セットだけを読み込み フォント容量を減らして読み込み速度を改善。例:[Latin(Default)] + [Korean]を選択。スペイン語はLatinに含まれるので追加不要。インドの言語は別のsubset(Devanagariなど)が必要。多言語プラグインを使う場合も維持を推奨。
CDN URL
⚙️ 選択事項
Cloudflare以外の別のCDNを使う場合はパスを指定可能。通常は空欄のまま。
ローカルフォントを削除する
🔁 必要なときに実行
テーマ変更、フォントの差し替え、またはキャッシュプラグインの変更時に、既存のローカルフォントを削除して新しいキャッシュを作ります。
Google Fonts
無効化
チェックを外す
Google Fontsを完全に遮断すると外部リクエストはなくなりますが、テーマが指定したフォントがすべて削除され、 標準フォント(Arialなど) に置き換えられます。デザインの一貫性が崩れることがあるため、 Local Google Fontsを使うときは無効のまま維持が推奨されます。
CDN
Perfmatters settings: cdn
CDN URLの書き換えは、URLを入力した後に含めるディレクトリを順に追加して動作します。wp-content、wp-includesの2つを設定すると、すべての画像・CSS・JS・フォントがCDNで配信され、除外したいファイルはCDNから外せます。
Perfmatters - CDNから除外するファイルの例
Analytics
Perfmatters settings: analytics
Googleが作った サイトキットのようなプラグインでGoogle Analyticsに接続できます。しかしサイトキットプラグインをインストールした後、Google PageSpeed Insightsで検査するだけでもパフォーマンスの低下を体感できます。Google Analyticsに接続し、ローカル設定で速度を上げたい場合に有効にします。
サイトキットを含む Yoast および RankMathのようなSEOプラグインのGoogle Analyticsとそれぞれ設定すると、HTTPリクエストが1つではなく2つに増えるため、片方だけを選んで使うようにします。
Code › Snippets
Perfmatters settings: code snippets
PHP・CSS・JS・HTMLのコードスニペットを登録しておき、オン・オフする場所です。[New Snippet]で追加します。
Code › Global Scripts
Perfmatters settings: code global scripts
サイト全体のheader・body・footerに入れるコードを書く欄です。アナリティクスや認証タグのようにすべてのページに入るべきコードに使います。
Code › Settings
Perfmatters settings: code settings
コードスニペットのエクスポート・インポート、エディターのテーマ、Safe Modeがあります。コードスニペットのせいでサイトが開かないときは、Recovery URLから入ってオフにできます。
Tools › Plugin
Perfmatters settings: tools plugin
ツールタブの他の機能は選択事項で、下の画像だけで十分理解できます。スクリプトマネージャーと、これまで説明した設定の中に高度なオプションが含まれているので、有効にするのは2つです。
Tools › Settings
Perfmatters settings: tools settings
Database
Perfmatters settings: database
キャッシュプラグインがDB最適化を提供していない場合はPerfmattersの機能を使え、どちらを使うにしても使いやすい方で使えば大丈夫です。
Perfmattersプラグインのレビュー & ガイド:5年間使ったWordPressパフォーマンス最適化の設定方法

Ⅲ. Perfmatters Script Managerの使い方

PerfmattersのScript Managerは、管理ダッシュボードで「サイトを表示」ボタンをクリックした後に使えます。使っているテーマやプラグインによって管理画面の構成が異なることがあり、不要なスクリプトは該当項目の有効化ボタンをオフにして読み込まれないように設定できます。

たとえばPerfmattersの一般設定で無効にできるダッシュアイコンをそのまま残し、特定のページでだけ無効にしたい場合は、Script Managerで無効にできます。

Perfmatters: script manager disabled options

Ⅳ. 結論 & FAQ

Perfmattersは単にスクリプトとリソースを削除する[速度改善用のプラグイン]ではなく、 WordPressの構造全般の非効率を制御して、サイトの安定性と管理効率を同時に高めるツールです。

大切なのは[すべての機能をオンにすること]ではなく、 サイトの性格とプラグインの構造を理解して選択的に適用することです。

Perfmattersは、 不要なコードとリクエストを制御してサイトの構造そのものを軽くするプラグインです。CSS・JS・フォント・画像の読み込み方を制御してCore Web Vitalsのスコアを上げ、サーバー負荷を減らします。

Perfmattersは[サイト全体のパフォーマンス向上用]、Asset CleanUpは[個別リソースの制御用]です。

一般的なWordPress運営者なら Perfmattersの方が実用的で安定した選択です。

最も効果的な組み合わせは WP Rocket + Perfmattersです。

WP Rocketはキャッシュ・圧縮・プリロードなどの静的最適化を、Perfmattersはコード・リソース・リクエストの制御による動的最適化を担当するため、互いに重なりません。

🧭 WP Rocket・Perfmatters関連記事 記事7 · ツール3
🗂️ WordPress
📋 WP Rocket設定ガイド 📄 Perfmattersガイド 📄 WP Rocket With Perfmatters 📄 WP Rocket MCP Server
📄 WP Rocket速度テスト 📄 キャッシュ・最適化プラグイン 📄 速度改善の事例
🛠️ WordPressの検出 🛠️ フイズのドメイン検索 🛠️ 自分のIPアドレスを確認する

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