Astraテーマ:インストールと無料機能、Astra Proの料金プラン比較

AstraテーマはBrainstorm Forceが作った無料のWordPressテーマで、色や文字、ヘッダーとフッターをカスタマイズ画面からコードなしで変更できます。WordPress 7.1.3のサイトにAstra 4.14.1をインストールして無料機能とスターターテンプレートを確認し、公式の料金表と照らし合わせてAstra Proが必要になるケースをまとめました。
Astraダッシュボードの公式比較表146項目のうち、無料の列にチェックがある項目はヘッダー・フッタービルダーを含む3つです。色や文字、余白を含む10項目は、無料の列に「制限された機能」と表示されます。
1️⃣ Astraテーマのインストールとライブプレビュー:有効化の前に確認
WordPress.orgのテーマディレクトリによると、Astraテーマは有効インストール数100万以上、評価4.9(6,542件)です。2026年10月15日に公開されたバージョン4.14.1は、WordPress 5.3とPHP 5.3以上で動作します。
テーマをインストールするとすぐにサイトの見た目が変わりそうですが、インストールしただけでは画面はそのままで、有効化した後に反映されます。外観 › テーマ › [テーマを追加]でAstraを検索して[インストール]を押すと、インストールが終わったカードに[有効化]と[ライブプレビュー]が表示されます。
[ライブプレビュー]を押すと、いまのサイトの投稿とページにAstraを適用した画面が開き、左にAstraの設定パネルが表示されます。パネルは全般、ヘッダー、投稿タイプ、一般、フッターの順に並び、いちばん上の[Toolkitで更なるオプションを利用可能]は有料のToolkitの案内欄です。
この画面で変えた値は、[有効化して公開]を押すまでサイトに反映されません。有効化すると管理メニューに[Astra]が追加され、ダッシュボードのクイック設定からサイト基本情報、ヘッダービルダー、フッタービルダー、色、タイポグラフィ、ボタン、ブログオプション、レイアウトに移動します。洋服店の試着室で着てみてからレジに向かうのと同じです。
2️⃣ Astraの無料機能:グローバルの色・文字とヘッダービルダー
テーマを選んだあとも、サイトの第一印象は全般パネルとヘッダービルダーで決まります。全般パネルはタイポグラフィ、色、コンテナ、ボタンの4つに分かれ、ここで決めた値はサイト全体に適用されます。
色の欄のグローバル パレットはDefault、Oak、Viola、Darkの4種類で、その下でアクセント、リンク、見出し、本文テキスト、枠線の色を個別に決めます。Darkを選ぶと、公開前でもプレビューの背景と文字色が一緒に変わります。
ヘッダーは上・メイン・下の3行に分かれたビルダーに要素を配置する方式で、最初はメインの行に[サイトタイトルとロゴ]と[メインメニュー]が置かれています。ダッシュボードの比較表でも、ヘッダー・フッターのドラッグ&ドロップビルダーは無料の列にチェックがあります。
無料版のヘッダーにも、ボタン1つとHTML要素2つ、検索、ソーシャルアイコンを配置できます。ボタンを複数置く機能やメガメニュー、上部固定ヘッダーは、公式比較表の有料の列にだけチェックがあります。
3️⃣ Astraのスターターテンプレート:無料テンプレートと一緒にインストールされるプラグイン
サイト全体のテンプレートは空のサイトをすばやく埋めますが、すでに投稿やメニューがあるサイトには向きません。インポートでページやメニュー、設定も一緒に入ってくるためで、運用中のサイトにはページ単位やセクション単位のテンプレートをインポートすることになります。
テンプレートは別のプラグインStarter Templatesで提供され、インストールして有効化すると外観メニューの下に[Starter Templates]画面が追加されます。最初の画面で[AI Website Builder]と[Classic Starter Templates]のどちらかを選び、Classicを選ぶとブロックエディターとElementorのどちらかのページビルダーを選びます。
ブロックエディターを選ぶと、Business、Local Business、E-Commerce、Blogなどの分類のテンプレート一覧が開きます。2026年10月16日の一覧では、ブロックエディター用133個のうち88個が無料で、残りの45個には[Premium]の表示が付いています。Elementor用は387個のうち168個が無料です。
テンプレートを押すと、まずロゴ、フォントペア、カラーパレット、ライト・ダークのスタイルを決め、次の[Select features]の段階で一緒にインストールする機能を選びます。Page BuilderとContact Formはグレーのチェックで固定されていて、下のインストール一覧のSpectra BlocksとSureFormsにはアスタリスクが付いています。
Starter Templates 4.7.8はWordPress 6.6とPHP 7.4以上が必要です。既定の選択のままにすると、インストール一覧にはSureRankとSureCookieまで4つのプラグインが表示されます。
4️⃣ Astra Proとの違い:無料版とAstra Pro、Toolkitの料金プラン
Astraの有料版はテーマの機能を1つ開放する商品に見えますが、料金プランはテーマのアドオンAstra Proと、ブロック・ElementorのアドオンやプレミアムテンプレートをまとめたToolkitに分かれています。公式の料金表では、Astra Proだけを購入するAddon Onlyは年69ドルでサイト3つまで使えます。
ダッシュボードの[Free Vs Toolkit]公式比較表は、無料、Essential Toolkit、Business Toolkitを146項目で比べています。プレミアムサポート、ホワイトラベル、メガメニュー、上部固定ヘッダー、カスタムヘッダー・フッター・404ページ、ブログレイアウトのオプションは、無料の列にバツ印があります。
Business Toolkitの列にだけチェックがある項目は、SureFeedback、OttoKit Pro、ZipWP Pro、SkillJet Academyの4つです。無料の列の色・文字・余白と、WooCommerce・LearnDash・LifterLMSの連携は[制限された機能]と表示されます。
| 項目 | Astra Pro (Addon Only) | Astra Pro + AI | Essential Toolkit + AI | Business Toolkit + AI |
|---|---|---|---|---|
| 初年度の料金(年払い) | $69 | $99 | $199 | $279 |
| 通常価格(更新料金) | $69 | $149 | $299 | $429 |
| サイト数 | 3 | 3 | 10 | 1000 |
| Astra Pro | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
| Spectra Pro · Ultimate Elementor Addons | ✕ | ✕ | ✓ | ✓ |
| プレミアムスターターテンプレート | ✕ | ✕ | ✓ | ✓ |
| SureForms Agency | ✕ | ✕ | ✕ | ✓ |
| AIサイト生成 | ✕ | ✓ | ✓ | ✓ |
| 返金期間 | 14日 | 14日 | 14日 | 14日 |
表の値は公式料金ページの年払い料金です。+ AIが付いた3つのプランの初年度料金は割引価格で、翌年から通常価格で更新されます。すべてのプランに14日間の返金が含まれ、Addon Onlyには249ドルの1回払いの永久ライセンスもあります。
5️⃣ Astraテーマが合うサイト:無料版とProを選ぶ基準
無料版で十分なのは、ブログや会社紹介のように、ヘッダー・フッタービルダーとグローバルの色・文字で見た目を決め、本文はブロックエディターで作るサイトです。
公式比較表によると、メガメニューや上部固定ヘッダー、カスタムレイアウト、WooCommerceのショップページ機能が必要ならAstra Proを選ぶことになります。プレミアムスターターテンプレートやSpectra Proまで使うならEssential Toolkitが合い、サイトは10個までです。
WordPressテーマの選び方の記事 では、2026年8月31日に公式デモを同じ条件で開いて測った転送量がAstra 143.2KB、GeneratePress 17.8KBでした。ページの転送量をできるだけ少なく保ちたいサイトは、より軽いテーマから比べることになります。
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