WordPress MCP Server:AdapterプラグインでClaude Codeを接続

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WordPress MCP Serverは、WordPressサイトの機能をMCP(Model Context Protocol)形式で開き、ClaudeのようなAIがツールとして呼び出せるようにする接続ポイントです。サイトができることはWordPress 6.9からコアに含まれたAbilities APIに登録され、Adapterプラグインがこの一覧をMCPツールに変換してAIに提供します。

Adapterプラグイン0.7.0をインストールしてからClaude Codeを接続する手順をまとめました。

1️⃣ アプリケーションパスワードの作成

MCP Adapterのデフォルトサーバーは、WordPressユーザーとして認証されたリクエストだけを処理し、Claude Codeにはログインパスワードの代わりにアプリケーションパスワードを登録します。管理画面の[Users] > [Profile]にある[Application Passwords]で名前を入力し、[Add Application Password]を押すと作成されます。値は作成時に一度だけ表示されるので、すぐにコピーします。

WordPress MCP接続用のアプリケーションパスワード一覧にClaude Codeが追加された画面

テストでは管理者アカウントを使いましたが、運用中のサイトなら必要な権限だけを持つ専用ユーザーを作り、そのアカウントで作成するのが適切です。Claude Codeが実行する作業はすべてそのユーザーの権限の範囲内で処理されるためです。

2️⃣ Claude CodeにWordPress MCPサーバーを登録

WordPressの公式ドキュメントはHTTP接続にNode.jsプロキシ[@automattic/mcp-wordpress-remote]を案内していますが、Claude CodeはHTTP MCPに直接対応しているため、プロキシなしで登録します。テストしたLinuxサーバーにもNode.jsはインストールされていませんでした。

認証値は[ユーザー名:アプリケーションパスワード]をBase64に変換した文字列で、ターミナルで次のコマンドを実行して作ります。

printf '%s' 'ユーザー名:アプリケーションパスワード' | base64

変換した値を[Basic]の後ろに入れて登録し、アドレスはサイトのドメインの後ろに[/wp-json/mcp/mcp-adapter-default-server]を付けたデフォルトサーバーのアドレスです。

claude mcp add --transport http --scope user wordpress https://example.com/wp-json/mcp/mcp-adapter-default-server --header "Authorization: Basic 認証値"

コマンドの[wordpress]は登録名で、[認証値]の位置に変換した文字列を入れます。[–scope user]で登録すると、どのフォルダーで開いたセッションでもこの接続を使います。

3️⃣ 接続の確認と実行できるAbility

[claude mcp list]を実行して登録名の行末に[✔ Connected]が表示されれば接続済みで、WordPressのツールは新しく開いたセッションから表示されます。

claude mcp list
wordpress: https://example.com/wp-json/mcp/mcp-adapter-default-server (HTTP) - ✔ Connected

接続できたのでサイト情報の照会もすぐできると考えがちですが、デフォルトサーバーは[mcp.public]の表示があるAbilityだけを実行します。テストサイトで照会されたAbilityはWP Rocketが公開した12個で、キャッシュのクリア、キャッシュ状態の確認、ページ性能スコアの照会が含まれていました。新しいセッションでWP Rocketのキャッシュ状態を依頼すると[wp-rocket/get-cache-health]が実行され、プリロード完了4件、待機0件を返しました。

WordPressコアのサイト情報、ユーザー情報、環境情報のAbilityは[is not exposed via MCP (mcp.public!=true)]エラーで実行されませんでした。コアのAbilityは[wp_register_ability_args]フィルターで[mcp.public]をオンにして初めて開き、その方法は WordPress公式開発者ブログで案内されています。

Claude Code Authorization: Basic WordPressサイト MCP Adapter デフォルトサーバー mcp-adapter-default-server 実行 エラー WP Rocket Ability 12個 mcp.public あり コア Ability サイト情報など3個 mcp.public なし 完了4件、待機0件
狭い画面では図を横にスクロールしてください。

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WordPress公式プラグインディレクトリに[MCP Adapter](作成者 WordPress.org)として登録されているため、管理画面の[Plugins] > [Add New]で検索してインストールできます。2026年2月の公式開発者ブログはGitHubのリリースからダウンロードするよう案内していましたが、2026年10月の確認時点ではディレクトリから0.7.0を直接インストールできました。

MCP Adapter 0.7.0はWordPress 6.9以上、PHP 7.4以上を必要とします。Adapterが変換して提供するAbilities APIがWordPress 6.9からコアに含まれたためです。

[claude mcp remove wordpress –scope user]でClaude Codeの設定から削除します。サイト側のアクセスまで切るには、プロフィールの[Application Passwords]で該当行の[Revoke]を押します。

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