Linuxコマンド15種類のカテゴリー分類とシステムの理解

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Linuxのコマンドラインインターフェース(CLI)は、コンピュータープログラムやOSとやり取りするためのテキストベースのユーザーインターフェースです。LinuxコマンドはUnix系OSでほぼ同じように動き、コマンドを入力してファイルの作成・修正・コピー・移動からサーバー全体の管理まで行います。

コマンドをカテゴリーに分類していますが、間違っている場合もある点にご注意ください。

✅ Linuxコマンド分類表[15種類]

左のメニューで分類を選ぶか、検索欄にコマンド名を入れて探します。青い文字は使い方の記事があるコマンドで、クリックすると新しいタブで開きます。

🐧 Linuxコマンド分類表15分類
ディレクトリ
cd pwd · realpath mkdir ls tree rmdir pushd popd dirs
ファイル管理
cp mv rm touch ln file stat rename readlink truncate split shred mkfifo mknod
権限・所有権
chmod · chown · umask · Sticky Bit chgrp chattr lsattr getfacl setfacl
SELinux sestatus · setenforce getenforce chcon restorecon semanage
ディスク・マウント
df du blkid mount · umount gdisk dd lsblk findmnt fdisk parted mkfs fsck resize2fs xfs_growfs sync
LVM pvcreate vgcreate lvcreate lvextend pvs vgs lvs
パッケージ
プロセス・ジョブ予約
ps top kill killall lsof バックグラウンド・フォアグラウンド pgrep pkill pidof pstree htop nice renice nohup timeout watch strace time
サービス systemctl service
予約 crontab at
システム情報・設定
CPU・RAM・ディスク・OS情報 uname・カーネルバージョン free uptime hostname arch lspci lsusb dmidecode vmstat iostat sar date cal
設定 timedatectl localectl hostnamectl chronyc sysctl lsmod modprobe
ログ logrotate journalctl dmesg logger
電源 reboot shutdown poweroff
ユーザー・グループ
useradd · passwd userdel usermod chage sudo su visudo id whoami chfn chsh login
グループ groups groupadd groupmod groupdel gpasswd groupmems newgrp
接続ユーザー who · w · users last lastb lastlog mesg write talk
テキスト表示・編集
cat less head · tail vi · vim more tac nl nano ed ex lp
加工 grep sort uniq tee awk sed cut paste tr wc xargs column diff cmp comm patch fmt iconv od strings banner nroff groff
圧縮・アーカイブ
アーカイブ tar cpio pax unshar
圧縮 gzip gunzip zcat bzip2 bunzip2 xz unxz zstd zip unzip uncompress uuencode uudecode
ネットワーク
設定 ip netstat · ifconfig nmtui nmcli ss ethtool route arp
診断 ping traceroute tracepath mtr tcpdump nmap
DNS host nslookup dig whois
接続・転送 ssh rsync wget rz · sz scp sftp curl ssh-keygen ssh-copy-id nc telnet rlogin
ファイアウォール・証明書 iptables firewall-cmd certbot openssl
シェル
echo history clear プロンプト alias unalias type env printenv export set unset declare source read printf test true false exit basename dirname sleep yes ulimit script reset tput screen tmux
計算 bc dc expr
ヘルプ man info apropos whatis
DBMS・SQL
シェル mariadb-check mysql mariadb mysqldump mysqladmin mysqlcheck
SQL SQL文の基本 GRANT DB・ユーザー作成 SELECT INSERT UPDATE DELETE CREATE ALTER DROP SHOW DATABASES SHOW TABLES USE REVOKE
開発
gcc g++ cc c++ cpp make gdb ld ldd as ar nm objdump strip size install git perl python3
お探しのコマンドは分類表にありません。

✅ Linuxコマンドの種類と説明

ディレクトリコマンド

ディレクトリコマンドは、今いる場所を確認し、フォルダ間を移動するときに使います。cdで移動し、pwdで現在のパスを、lsとtreeでフォルダの中身を確認し、フォルダはmkdirで作ってrmdirで削除します。

ファイル管理コマンド

ファイル管理コマンドは、ファイルのコピー・移動・削除・新規作成を行います。cpでコピーし、mvで移動や名前の変更をし、rmで削除、touchで空のファイルを作ります。リンクはlnで張り、ファイルの種類と詳しい情報はfileとstatで確認します。

権限・所有権コマンド

権限・所有権コマンドは、誰がファイルを読み書き・実行できるかを決めます。chmodで権限を、chownとchgrpで所有者とグループを変更し、新しいファイルの既定の権限はumaskで決めます。

SELinuxが有効なサーバーでは、sestatusで状態を確認し、setenforceでモードを切り替えます。

ディスク・マウントコマンド

ディスク・マウントコマンドは、ディスク容量を確認し、パーティションを分けてファイルシステムとして接続します。dfでディスク全体の使用量を、duでフォルダごとの容量を確認し、gdisk・fdiskでパーティションを作り、mkfsでファイルシステムを作ってからmountで接続します。

ファイルシステムはデータを保存する方式で、Linuxでよく使われるファイルシステムは次の4つです。

  • Ext4
  • Ext4はLinuxで最も広く使われているファイルシステムの一つです。以前のExtファイルシステム(Ext2、Ext3)を改良し、より速い性能と、より大きなファイルやファイルシステムのサイズに対応しています。
  • XFS
  • XFSは大容量のファイルシステム向けに設計され、高速な処理と高い性能を備えています。主に大容量データを扱うサーバー環境で使われます。
  • Btrfs
  • 多くの機能を備えた現代的なファイルシステムで、スナップショット、圧縮、チェックサム、RAIDサポートなどの機能があります。
  • ZFS
  • 高い性能とデータの整合性を重視したファイルシステムで、スナップショット、圧縮、複製、データ整合性チェックなどの機能と、優れたファイルシステム管理機能を備えています。

パッケージコマンド

パッケージコマンドは、プログラムのインストール・更新・削除を行います。RHEL系(AlmaLinux・Rocky Linux)はdnfとyumを、Ubuntu・Debianはaptを使い、インストール済みパッケージの情報はrpmとdpkgで確認します。

プロセス・ジョブ予約コマンド

プロセスは実行中のプログラムで、プロセスごとに固有の番号(PID)が付きます。psで一覧を、topでリアルタイムの状態を確認し、killで終了させ、サービスはsystemctlで起動・停止します。

決まった時刻にコマンドを実行するときは、crontabとatを使います。

システム情報・設定コマンド

システム情報コマンドは、CPU・メモリ・カーネルバージョンと、サーバーが起動している時間を確認します。unameでカーネルバージョンを、freeでメモリを、uptimeで稼働時間と平均負荷を確認し、タイムゾーンと言語はtimedatectlとlocalectlで変更します。

ログはjournalctlで読み、たまったログファイルはlogrotateで整理します。

ユーザー・グループコマンド

Linuxは複数のユーザーが同時にログインするマルチユーザーOSで、ユーザーをグループにまとめて管理します。useraddとpasswdでアカウントを作り、usermodとuserdelで変更・削除し、root権限が必要なコマンドはsudoを付けて実行します。

今ログインしているユーザーはwhoとwで確認します。

テキスト表示・編集コマンド

テキストコマンドは、ファイルの内容を出力し、必要な行だけを絞り込みます。cat・less・head・tailで内容を見てviで編集し、grepで文字を探し、sortとuniqで並べ替えて重複を消します。ほとんどはパイプ(|)で他のコマンドとつないで使います。

検索コマンド

検索コマンドは、ファイルや実行ファイルの場所を探します。findは名前・サイズ・更新日でフォルダを直接探し、which・whereis・locateは実行パスやあらかじめ作っておいたリストから探します。

ファイルの中の文字を探すgrepは、テキスト表示・編集の欄に置きました。

圧縮・アーカイブコマンド

アーカイブは複数のファイルを1つにまとめること、圧縮はファイルサイズを小さくすることです。tarでまとめ、gzip・bzip2・xzで圧縮し、両方を一度に行う[tar -czf]の形が最もよく使われます。

Windowsとやり取りするファイルにはzipとunzipを使います。

ネットワークコマンド

ネットワークコマンドは、IPアドレスと接続状態を確認し、他のサーバーとファイルをやり取りします。ipとnmtuiでネットワークを設定し、pingとtracerouteで接続を確認し、host・nslookup・digでDNSを照会します。

リモート接続はssh、ファイル転送はrsync・scp・wgetで行い、ファイアウォールはiptablesとfirewall-cmdで管理します。

シェルコマンド

シェルは入力したコマンドをOSに渡して実行するプログラムで、シェルスクリプトはコマンドをファイルに並べて順に実行します。スクリプトでよく使うコマンドはecho・printf・test・exportです。

複数コマンド·ワイルドカード·リダイレクト などのシェル記号もこの欄にまとめました。

DBMS・SQLコマンド

DBMSコマンドは、MariaDB・MySQLのデータベースをシェルから扱います。mysqlで接続し、mysqldumpでバックアップし、mariadb-checkでテーブルを点検・修復します。

接続した後は、SELECT・INSERT・GRANTなどのSQL文でデータと権限を扱います。

開発コマンド

開発コマンドは、ソースコードを実行ファイルにする コンパイルに使います。gccでコンパイルし、makeでビルドの手順を自動で回し、gdbでエラーを追跡します。

✅ Linuxコマンドとシステムの理解と定義

シェルでLinuxコマンドを入力すると、シェルが受け取った命令はカーネルに渡され、機械が理解できる言語に変換されます。シェルはCPU、メモリ、I/O、ネットワークなどのリソースにアクセスして作業を行います。

Linuxコマンド: コマンドラインインターフェース(CLI)

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