Cloudwaysとは:マネージドクラウドホスティングの仕組みと料金体系

Cloudwaysとは DigitalOceanと Vultr, AWS などのクラウド事業者のサーバーに、サーバー管理とアプリケーションのインストールを加えたマネージドクラウドホスティングです。2026年10月19日に管理画面と公式の料金画面を改めて確認し、Cloudwaysのテストサーバーの請求履歴と照らし合わせて、仕組みと料金体系をまとめました。
1️⃣ Cloudwaysとは:仕組みとクラウド事業者5社
Cloudwaysのサーバーは、ユーザーが選んだクラウド事業者のデータセンターに作られます。サーバー追加画面で選べるクラウド事業者は、DigitalOcean、Vultr、Linode、AWS、Google Cloudの5社です。

Cloudwaysはそのサーバーにウェブサーバーのスタックとデータベースをインストールし、バックアップやファイアウォール、SSLといった管理機能を1つの管理画面にまとめます。スタックは、Nginx構成のLightningスタックと、[.htaccess]に対応したHybridスタックから選びます。データベースはMariaDB 10.11とMySQL 8.4のどちらかで、サーバーを作った後は変更できません。
クラウド事業者のアカウントは別に作らず、サーバー料金もCloudwaysがまとめて請求します。CloudwaysのテストサーバーはVultrソウルの1GBサーバーで、支払い方法はCloudwaysのアカウントにのみ登録されています。
2️⃣ サーバーとアプリケーションの構造
Cloudwaysでは1つのサイトが1つのアプリケーションで、1台のサーバーに複数のアプリケーションを載せます。公式の料金画面では、サーバーが処理できる範囲でアプリケーション数に制限はないと案内しています。
Cloudwaysのテストアカウントでも、ホーム画面のFlexibleカードにサーバー1台、アプリケーション2個と表示されます。

WordPress以外にも、PHPやLaravel、Magentoのサイトを同じサーバーに載せることができ、サーバー追加画面のアプリケーション一覧から選びます。

メニューもサーバーとアプリケーションの2か所に分かれています。サーバー画面にはサーバーサイズの変更やバックアップの頻度、ファイアウォールといったサーバー全体の設定が、アプリケーション画面にはドメインやSSL、バックアップの復元といったサイトごとの設定があります。



3️⃣ 標準で付いている機能
Flexibleのプランにはすべて、24時間サポートとステージング、無料SSL、サーバーファイアウォール、自動バックアップが含まれています(公式の料金画面による)。
Object Cache Proは4GB以上のサーバーで無料で、ほかのホスティングから移す最初のサイトはCloudwaysのエンジニアが無料で移行します。
| 機能 | Flexibleプラン | 条件・料金 |
|---|---|---|
| 24時間サポート | 含む | — |
| アプリケーション数 | 含む | サーバーリソースの範囲で無制限 |
| ステージング | 含む | — |
| 無料SSL | 含む | Let's Encrypt |
| サーバーファイアウォール | 含む | Imunify360 |
| 自動バックアップ | 含む | — |
| Object Cache Pro | 含む | 4GB以上のサーバー |
| 最初のサイトの移行 | 含む | エンジニアが実施 |
| Cloudflare Enterprise CDN | アドオン | ドメインごとに月$4.99から |
| Site Manager | アドオン | アプリケーションごとに月$3から |
| Malware Protection | アドオン | アプリケーションごとに月$4から |
| Rackspace Email | アドオン | メールボックスごとに月$1.5 |
| DNS Made Easy | アドオン | ドメインごとに月$0.50 |
| Advance Support | アドオン | 月$100 |
表の値は2026年10月19日のFlexible公式料金画面に基づいています。アドオンは、使うアプリケーションやドメイン、メールボックスの数だけ料金が加算されます。
4️⃣ Cloudwaysの料金体系
Cloudwaysの料金は、選んだクラウド事業者とサーバーサイズで決まり、サーバーが起動していた時間だけ計算されます。公式の料金画面によると、1GBサーバーはDigitalOcean Standardが月11ドルで最も安く、AWSが月20.56ドルで最も高くなっています。Google Cloudは最小プランが1.7GBで月37.33ドルです。
| クラウド事業者 | 料金プラン | 月額 | 1時間あたり | RAM・CPU・ストレージ・転送量 |
|---|---|---|---|---|
| DigitalOcean Standard | Micro | $11 | $0.0164 | 1GB · 1 vCPU · SSD 25GB · 1TB |
| DigitalOcean Premium | Micro | $14 | $0.0208 | 1GB · 1 vCPU · NVMe 25GB · 1TB |
| Vultr | Micro | $14 | $0.0208 | 1GB · 1 vCPU · SSD 25GB · 1TB |
| Linode | Micro | $14 | $0.0208 | 1GB · 1 vCPU · SSD 25GB · 1TB |
| AWS | Micro | $20.56 | $0.0286 | 1GB · 2 vCPU · 20GB · 2GB |
| Google Cloud | Small | $37.33 | $0.0518 | 1.7GB · 共有CPU · 20GB · 1GB |
請求は使った分を翌月に支払う後払い方式で、公式の料金画面では毎月第1週に前月の利用分の請求書を発行すると案内しています。表の料金には税金が含まれていないため、請求先の住所によって税金が別の行で加算されます。AWSとGoogle Cloudは地域ごとに価格が異なります。

Cloudwaysのテストサーバー(Vultrソウル1GB)を10月9日から17日0時まで184時間起動していたサーバー料金は3.83ドルでした。オフサイトバックアップの保存料0.50ドルが加わり、税込みの10月の請求予定額は4.76ドルでした。
Autonomousはサーバーを選ぶ代わりに月額固定で契約する自動拡張型の製品です。プランはGrowthが月99ドル、Scaleが月199ドル、Plusが月399ドルで、基準のサーバー数を超えて自動で増えたサーバーにはサーバーごとに時間料金がかかります。
5️⃣ Cloudwaysが向いているサイト
Flexibleは、サーバーを運用するエンジニアなしで、クラウド事業者とサーバーサイズを自分で選びたいサイトに向いています。会社のメールボックスが必要なら、Rackspace Emailアドオンの料金が別途加算されます。
訪問者が急に集中するネットショップやオンライン講座のサイトには自動拡張型のAutonomous、Node.jsアプリケーションにはVelocityが合う製品です。
お店のホームページ1つなら、最小の1GBサーバーから始められます。同じサイズのCloudwaysのテストサーバーで、キャッシュプラグインBreezeを有効にしたときの最初のバイトまでの時間は45.4msでした。
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