Cloudwaysの評判・レビュー:テストサーバーの実測と4か月分の請求書、2026年の使用感

このCloudwaysレビューは、2026年10月にVultrソウル1GBのテストサーバーで測った速度とバックアップ時間、7月から届いた請求書4枚をもとに長所と短所をまとめた使用レビューです。同じサーバーでキャッシュを切ったトップページとBreezeを有効にしたトップページを測り、2023年の運用記録と比べて、5つの評価項目の点数と向いている運営者を確かめました。
1️⃣ Cloudwaysレビュー:利用時期ごとの点数と体験
テストアカウントでは2026年7月18日からVultr 1GBサーバーを3回作って運用しており、今のサーバーは10月9日に作ったVultrソウル1GBサーバーです。
2023年3月には、別のホスティングで運用していたサイトをCloudwaysに移して使いました。[2026年レビュー]タブはテストサーバーの点数、[2023年の使用体験]タブはそのときの記録です。
Cloudwaysは2023年から2026年までの3年間で良くなりました。 2023年は設定を変えたあと投稿ページが5〜10倍遅くなりました。2026年のテストサーバーでは、Breezeの初期設定で最初のバイトまでの時間が186.9msから45.4msに、WooCommerceの商品ページが532.4msから54.9msに短くなりました。管理画面も大きく良くなりました。
5つの項目は WordPressホスティングの選定基準と同じで、点数は ホスティング比較 TOP 7のCloudwaysカードの値です。右の列には、各項目をテストサーバーで直接確かめた値と日付を記しました。
| 評価項目 | スコア | 直接確かめた根拠 | 確認日 |
|---|---|---|---|
| 安定性 | 4.9 | サーバー作成後、再起動なしで9日16時間稼働 | 2026-10-19 |
| サーバー速度 | 5.0 | トップページの最初のバイトまで186.9ms → Breeze有効で45.4ms | 2026-10-18 |
| 管理のしやすさ | 4.9 | 即時バックアップ約30秒 · 全体の復元約1分30秒 · サイト移行約5分 | 2026-10-13 |
| 技術サポート | 4.8 | Let's Encryptの自動更新オン · 今回のテスト期間中はサポートへの問い合わせなし | 2026-10-19 |
| 価格 | 5.0 | 1GBサーバーは1時間あたり0.0208ドル · 4か月1,768時間でサーバーとバックアップの合計39.33ドル(税別) | 2026-10-19 |
料金は2026年10月19日の公式料金ページ基準で、1GBサーバーがDigitalOceanで月11ドル、Vultrで月14ドルからとなり、税金は別途請求されます。
2023年3月時点の使用体験
2023年3月時点の使用体験です。今の料金と点数は[2026年レビュー]タブで確認できます。
fastcometからCloudwaysホスティングへ移行しました。Cloudwaysホスティングの使用感は期待していたほどではありませんでした。移行した理由は、すっきりしたインターフェースとMemcached/Redisのオブジェクトキャッシュを使えることでした。 Varnishキャッシュも使えることと追加機能が気に入って、使い始めました。
1️⃣ サーバー移行の申し込み
無料移行(サーバー移行)はfastcometと同じように進められます。サーバー移行後の3日ほどはソウルのデータセンターに移し、希望のキャッシュ機能を使いながらとても満足していました。東京からソウルへデータセンターを移したため、少し速くなったことを確かめてから、使うつもりだったキャッシュを順番に適用しました。 10~30ms ほど平均速度が速くなり、とても満足しました。
2️⃣ 機能
各種キャッシュやNginx、PHP-FPMなどの機能を、マウスのクリック1回で自分で制御できる点は気に入りました。インターフェースに関しては、どのホスティング会社よりも直感的で便利でした。


3️⃣ 期待に届かなかったCloudwaysホスティングの使用体験
ほかの機能を設定したあと、プラグインの一部機能を設定し直してキャッシュを消し、[STATIC CACHE EXPIRY]の時間を3〜7日に短くして、MySQLのバッファを256MBに変更しました。
突然、トップページは正常なのに、すべての投稿ページの読み込み速度が 5〜10倍ほど 遅くなる現象が起きました。チケットを送ってから約10〜11時間後に返答がありました。
1. チケットでの問い合わせ内容
2. チャットでの問い合わせ
返答では、DNSサーバーとAレコードはすでに変更済みで、 Varnishキャッシュなどは解決したと案内されました。
WebターミナルにはSSLがインストールされておらず、[Alt]+[Insert]で貼り付けできませんでした。




4️⃣ サーバーの稼働時間
5〜7日のあいだに約11時間ほど サーバーの読み込み速度が5〜10倍遅くなる現象が起きました。個人的には、ネットのレビューで見たサーバーの安定性に比べて Cloudwaysは自分の環境には合わなかったと感じました。主観的な経験ですが、 今後ホスティングを選ぶときにCloudwaysを再び使うかどうかを考えることになるという点で、記録として残します。
2023年と2026年の管理画面の比較


同じ[Manage Services]画面は、2023年にはサービス名と状態を行で並べた表でしたが、2026年にはサービスごとにロゴと状態、[Restart]ボタンが入ったカードに変わり、Imunify360のカードが加わりました。
2️⃣ Cloudwaysのメリット
トップページを速くしたのはキャッシュプラグインでした。Lightningスタックで Varnishとキャッシュプラグインをどちらも切ったときの最初のバイトまでの時間は186.9msで、Breezeの初期設定を有効にすると45.4msに短くなりました。WordPressが毎回ページを作り直さず、Breezeが保存しておいたページで応答するためです。
WooCommerceの商品ページもBreezeで532.4msから54.9msに短くなり、カートと決済のページは自動でキャッシュから除外されました。
バックアップと復元は管理画面からすぐに実行できます。アプリケーションの即時バックアップは約30秒、全体の復元は約1分30秒かかり、復元前の状態に戻す[Roll Back]は20秒以内に終わりました。

別のホスティングからサイトを移す作業も長くかかりませんでした。WordPress Migratorプラグインで、ファイル238MB、テーブル22個のサイトを移すのに約5分かかりました。
1台のサーバーに複数のアプリケーションを載せ、スタックもアプリケーションごとに選べます。1GBのテストサーバーでは、LightningスタックとHybridスタックのWordPressを一緒に運用しています。
3️⃣ Cloudwaysのデメリット
メールボックスは基本機能に含まれないため、you@ドメイン形式のメールボックスはRackspace Emailアドオンでメールボックスごとに月1.5ドルが追加されます。メールを使う人が少なく、主にGmailを使っているので、あまり気にならない程度です。
RAMを増やしてもCPUのサイズがそのままのクラウドサービスがあります。Vultr 1GBサーバーを2GBに変更する画面では、CPUは1コアのままで、月の上限は14ドルから28ドルになります。

4️⃣ Cloudwaysの料金:4か月分の実際の請求額
サーバーを動かしていた時間だけ計算されても、請求書にはサーバー料金のほかにバックアップと税金の行が一緒に記載されます。テストアカウントが2026年7月から受け取った請求書4枚を行ごとに書き写しました。

| 利用月 | サーバー利用時間 | サーバー料金 | オフサイトバックアップ | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年7月 | 328時間 | $6.83 | $0.50 | $7.33 |
| 2026年8月 | 717時間(サーバー2台) | $14.94 | $1.00 | $15.94 |
| 2026年9月 | 515時間 | $10.73 | $0.50 | $11.23 |
| 2026年10月 | 208時間(18日0時UTCまで) | $4.33 | $0.50 | $4.83 |
| 合計 | 1,768時間 | $36.83 | $2.50 | $39.33 |
表の料金は税別です。
サーバー料金は1,768時間で36.83ドルとなり、1時間あたり約0.0208ドルのVultr 1GB公式料金と同じでした。9月22日10時1分(UTC)以降の分は、新しいサーバーを作った10月9日以降に料金を確認できます。
オフサイトバックアップは0.06〜0.14GiBでしたが、5行とも0.50ドルでした。7月から9月までは支払い済みの請求書で、10月は18日0時(UTC)までの利用分の請求予定額です。
5️⃣ Cloudwaysが向いている運営者
Cloudwaysは、サーバーを時間単位で作っては削除して試す運営者や、1台のサーバーで複数のWordPressをスタックを変えて運用したい運営者に向いています。
WP RocketやFlyingPressのような有料キャッシュプラグインの価格が最初は負担になるブログや小規模サイトは、CloudwaysのBreezeから始められます。 WooCommerceもBreezeの初期設定で商品ページが速くなり、カートと決済のページは自動でキャッシュから除外されます。複数のサイトを担当する開発者や制作会社は、1台のサーバーにアプリケーションを分けて載せ、即時バックアップは約30秒、復元は約1分30秒で管理できます。最初はVultr 1GBのような小さなサーバーで自分のサービスに合わせて運用し、訪問者が増えたら管理画面で サーバーサイズを変更してスペックを上げられます。
スマートフォンのアプリやGoogle検索に慣れていて、FacebookやXのようなアプリを無理なく使える程度なら、事務職やIT業務の運営者でもCloudwaysを自分で設定して運用できます。サーバー設定は管理画面のメニューで変え、サイト移行はWordPress Migratorプラグインで約5分で終わります。
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